濱塾主催　ウメナ寝具本店の店長さんによる『睡眠健康指導士による睡眠セミナー』〜長泉町で塾をお探しなら【濱塾】〜 | 学習塾講師としての知識と経験を活かし幅広い情報を長泉町からお届けしております

学習と睡眠は切っても切り離せない関係です。

睡眠不足での勉強は，

記憶への定着がガクッと下がります。

また，ストレスもたまるため，脳が学習モードから危険モードへと入ってしまい，闘争逃走反応（目先のことしか考えられない状況）の状態となり，全て脳に留まらずに抜けていってしまうようになります。危険が差し迫っている中で未来のために学習することは意味ありませんからね。

睡眠については，こんな風に偉ぶっている私も，大学時代は悲惨なものでした。

一人暮らしを始めたこともあって，毎日夜更かしで，午前中の講義は眠気と格闘。全く今記憶にありません！！笑（笑い事じゃないんだけどね）

ということで，大事な睡眠について，私的にもお世話になっているウメナ寝具本店の杉本圭さんに相談したところ，睡眠セミナーを開催してくれることになりました。

杉本圭さんは，睡眠健康指導士という資格を持っている睡眠の何でもアドバイザーです。

今回は，学習に関係する睡眠についてのお話と参加者のお悩みに答えていくというスタンスでやっていただきました。

睡眠についてのお話の中で特に気になったのは，睡眠ホルモンの話です。

寝るためには，寝る時点でメラトニンというホルモンが脳にあることが重要だそうです。

メラトニンを発生させるためには，別名幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが日中に分泌しており，そのセロトニンが光が弱くなって夜になったと脳が認識すると，セロトニン→メラトニンへと変化します。

さらにセロトニンを発生させるためには，たんぱく質に含まれるトリプトファンという成分を摂取した後に日光を浴びることで生まれます。

さて，この話で重要なことは何かわかりますか？

まず，タンパク質を摂取すること，特に日光を浴びる前に摂取しなくてはいけないので，朝タンパク質を取る！

そして，日光を浴びる！（曇りでも，雨でも外に出て日光を浴びよう）

また，日光を浴びることでセロトニンが生まれ，活力が生まれるという効果もあります。

そして，セロトニンをメラトニンへと変化するためには，夜になったと脳が認識してくれなくてはなりません。そこで，夜のスマホなどのブルーライトを発生するものはNG！さらに部屋の明かりがオレンジ色だと昼という錯覚が起きにくいということで，夜の部屋の明かりはオレンジ色にする。

この一連の流れをカイゼンするというのが，大きなテーマだったかなと思います。

次に，お悩みに答えるコーナーです。

Q：睡眠時間が確保できない（中3）

･･･受験生ということもあって12時ぐらいまで勉強して，睡眠時間は7時間程度。午前中に眠くなることがある。

A：早寝早起きに移行しましょう。

･･･午前中に眠くなるということは，睡眠が足りていない証拠です。受験生なので睡眠時間を削ることができないのであれば，朝学習に切り替えましょう。睡眠不足の中での勉強は効果が良くありません。起床時間を帰るのは体に大きな負荷がかかるので，30分寝る時間と起きる時間を早めるところから始めましょう。眠たいときに寝ることで，同じ7時間でも睡眠の質があがります。

Q：寝付きが悪い（保護者）

A：8割方光が原因です。

･･･寝付きが悪いのは8割方光が原因となっています。まずはスマホを夜使うのはやめましょう。さらに部屋の明かりを蛍光灯の白い光からオレンジの光へと変えると良いです。

以上が睡眠セミナーの紹介でした。不定期にやっていこうと思いますので，お気軽にお問い合わせください。入塾生でなくとも参加できるようにしたいと思っています。

また，今回の取り組みについて，ウメナ寝具本店のブログに早速書いていただきました。

長泉町の学習塾「濱塾」の生徒さん向け『睡眠セミナー（2021夏休み）』

https://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-12693453232.html

この中で嬉しいお言葉が，

「濱塾さんみたいな生徒の睡眠にまで意識を向けてくれる学習塾って素晴らしいと思います。課題漬けにして睡眠時間を削って勉強させるなんて考えは古いですからね。スポーツや運動の練習とかトレーニングも。

静岡県東部にお住まいの中学生の皆さん、またご家族の皆さん、睡眠健康指導士が協力する学習塾の「濱塾」に興味が湧いてきませんか？体の仕組みを活かしたモダンな学習指導をしてくれますよ。」

モダンかはわかりませんが，学習のプロとして授業だけでなくいろいろな取り組みを考えているので，もし良かったらお問い合わせください。